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平成30年度大規模地震時医療活動訓練及び院内災害訓練報告(H30.8.4)

2018年11月28日

 平成30年8月4日(土)、内閣府主催による大規模地震時医療活動訓練に参加し、それに伴い院内災害訓練が行われました。大規模地震時医療活動訓練では、高知県沖合を震源とする地震が発生し、大分県も地震と津波の被害を受けたという想定でした。災害拠点病院である新別府病院内に「大分県東部医療圏DMAT活動拠点本部」が設置され、県内外のDMAT及びDPATが新別府病院に参集しました。DMAT活動拠点本部自体は新別府病院のDMATと他病院のDMATで運営を行い、参集したDMATの管理・活動指示をしました。主なミッションとしては地域医療機関の被災状況把握、病院支援、地域医療搬送であり、DMAT活動指示とともに大分県庁に立ち上げられた「大分県DMAT調整本部」や大分スポーツ公園に設置された「SCU(広域医療搬送拠点)」と衛星電話を使って連携をとり、被災状況の確認や支援要請を行いました。またホワイトボードにクロノロジーの記録をして、情報の共有、状況の整理を行い、地域医療搬送においてはドクターヘリとのドッキングもありました。途中余震が発生し、被災状況が変わった際の対応も求められ、それぞれのニーズや現場の状況に合わせDMATを実際に派遣し、本番を想定した訓練が行われました。

■DMAT活動拠点本部:左)本部活動模様、右)余震発生。活動状況の確認中

DMAT活動拠点本部①:本部活動模様.jpg DMAT活動拠点本部②:余震発生。活動状況の確認中。.jpg

 新別府病院内では同時に、被災した患者の受け入れ訓練を主とした院内災害訓練が行われました。院内災害訓練では、病院災害本部の立ち上げから、患者受付・一次トリアージエリア・各診療エリア(赤・黄・緑・黒)・応援職員受付の設置、そして模擬患者の受付・トリアージ・診療・診断・処置までの訓練が行われました。各エリアでは外来のソファなどを使ってベッドを確保し、多数の患者に対応できるようエリアを立ち上げ、電子カルテが使用不可だったため、災害用紙カルテを使用し診療記録を行いました。重症患者については実際に市の救急車で模擬患者が運び込まれ、ウォークイン患者と救急搬送患者の搬入ルートの確認、救急隊との連携の確認も行われました。また、前に出てきました「大分県東部医療圏DMAT活動拠点本部」に新別府病院内の病院支援を依頼し、院外DMATが新別府病院の病院支援に入るなど、大規模地震時医療活動訓練と院内災害訓練の連携もとられました。今回の院内災害訓練では、病院側スタッフ106名、模擬患者(職員)88名、計194名、また市の危機管理課の方や防災士の方、消防なども訓練に参加しました。

■左)地震発生。院内スタッフ招集、災害モードへ打合せ中、 右)重症患者が搬入される赤エリア

院内災害訓練①:地震発生。院内スタッフを招集し、災害モードに向け打合せ中。.jpg 院内災害訓練②:重症患者が搬入される赤エリア.jpg

■左)黄エリア、 右)救急隊により運び込まれる重症患者

院内災害訓練③:黄エリア.JPG 院内災害訓練④:救急隊により運び込まれる重症患者.JPG

■病院支援に入る院外DMAT

院内災害訓練⑤:病院支援に入る院外DMAT.JPG

まだまだ課題はありますが、訓練を積み重ね有事に備えていきたいと思います。

 

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